オープンデータプラットフォームがGTFSに対応
~公共交通機関のデータをオープンにして利便性の向上を図る~
2018年01月25日
オープンデータの公開促進や施策の企画を行うjig.jpグループの株式会社B Inc.(本店:福井県鯖江市、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:福野 泰介、以下B Inc.)は、B Inc.が提供している「オープンデータプラットフォーム(以下odp)」にて、公共交通機関の時刻表や経路などを世界標準形式のGTFS(General Transit Feed Specification)で公開できるよう対応しました。
公共交通機関のデータをGTFSで生成し、Googleの乗換案内パートナーに登録することでGoogleマップに各種データが反映されるようになるなど、対応したアプリケーションにて、公営バスの位置確認や乗換に関する情報の把握などに役立てられます。
また、GTFSとも互換性のある「標準的なバス情報フォーマット」(GTFS_jp)にも対応を行い、国内の経路検索に適した形のデータ作成にも役立てられます。
odpにて提供しているバス関連のテンプレートを利用しデータを登録することで、GTFSのフィードを生成することができます。現在は、福井県鯖江市様の市営バスに関するデータが公開されており、Googleマップのルート検索で閲覧が可能となっております。
行政の持つデータをより利活用しやすい形で公開することで、地域住民に役立つアプリ開発のサポートおよび活性化、また、オープンデータの重要性の認識向上を図り、B Inc.は現在日本で行われているオープンデータの推進に貢献し、より豊かな社会の実現を目指します。
■オープンデータとは
自由に使えて再利用もでき、かつ、誰でも再配布できるデータです。主に公的機関が保有するデータを公開することによって、政府の透明性向上や市民参画の促進、さらには新しい市場やビジネスの創造を目的とする世界的な運動として広がっています。
■GTFS(General Transit Feed Specification)とは
公共交通機関の時刻表と地理情報に関する共通形式を定義したオープンフォーマットです。これにより、複数の公共交通機関情報の利用やデータの相互運用を利用したアプリケーション開発が容易となります。
参考:
GTFSについて
国内GTFS事例
■オープンデータプラットフォーム: http://odp.jig.jp/
■Google乗換案内パートナー:
https://support.google.com/transitpartners/
■Googleマップ: https://www.google.co.jp/maps
■標準的なバス情報フォーマット:
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/transport/sosei_transport_tk_000067.html
本件に関するお問い合わせ
株式会社 B Inc.
広報担当 Email : info@b-incorp.com
※記載されている会社名・製品名は、各社の登録商標または商標です。
※このページに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後予告なしに変更される場合がございますが、あらかじめご了承ください。